2009年4月25日土曜日

「できた」と「できる」じゃ大違い

何かが「できた」からと言って「できる」わけではない。この二つは似ているけれども、まったく別物である。その違いは歴然としている。後者はいつでもそれを繰り返すことができるということであるのに対して、前者はその可能性などはまったく考慮せずに結果を残すことができたかどうか。

この混同が世の中に溢れており、世を惑わせている。たとえば難関大学合格であっても、宝くじ一等当選でも、美人の彼女ゲットでも。それが達成しにくいものであればあるほどに、「できる」ということなどはあり得ない。何にせよ様々な他の影響を受けて存在しているのであって、それらを無視できるほどの個人的資質を持つ者は限られている。であればこそ、それを「できる」などという者は疑ってかかるべきである。たとえそれが「できた」者であったとしても、それをその者が繰り返し何度でも「できない」限り、それは「できた」であって「できる」ではないのであり、その何かを行うにあたってその者を信頼するわけにはいかないのである。

何かにすがりたくなるのは人の常であるが、それが人の常であるが故にそれは飯の種となる。人の常は飯の種。その場合に手っ取り早いのはこの混同を利用する方法である。気をつけるに越したことはないだろう。

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